◆ようこそ、ニッケ鎮守の杜へ
2002年頃に構想が芽生えた「手仕事の庭」は
2003年の早春から具体的になりました。
耕して畝をたてて、藍、ベニバナ、棉、トロロアオイの種を蒔き
楮や三椏、コンニャクなどを植えて
染織や紙漉きに使う植物を栽培しはじめました。
2004年には、ハーブの小さな苗と、縁あってバラを無農薬で育て始めました。
フィルムケースひとつ分しかなかった藍の種は、収穫しきれない程に増えて
生葉染めの澄んだブルーで私たちに植物の力を教えてくれました。
綿はついに糸に紡がれ、生地になりました。
トロロアオイの根は、子供たちの紙漉きワークショップでねばねばぶりを発揮し
三椏は早春に可憐な黄色い花を咲かせました。
美しいバラの姿と香は多くの人を誘い、
小さかったハーブは広がって
おいしい飲み物やパンやお菓子にもなりました。
(芽が出なかったり、枯らしてしまったりと、しくじりは多々ありましたけど)
2005年には、コンクリートの花壇の上でのささやかな「手仕事の庭」が改まって、
ほんとうの地面とつながり、これから(あいかわらず少しずつではありますが)
街中の里山のようになっていきます。
里山とは人が直接利用する自然、すなわち手仕事の庭のことです。
私たちの暮らしの
衣食住の場面で知らず知らずにいただいている植物の恵みを
わかりやすいそのままの形で味わえる庭に
また私たちと深くつながっている土、
そしてミミズや虫たちのいとなみも感じられる場所になったら……
と、心から願っています。
どうぞ季節のめぐりにあわせて、そのときどきにおつきあいくださいませ。
日本毛織株式会社 市川コルトンプラザ事業部 ニッケ鎮守の杜プロジェクト
□■庭のようすと庭しごと
5月上〜中旬
- 藍は若い芽がふさふさ
- 棉、トロロアオイ、ホウキキビ、一年生ハーブなどの種まき
- フレッシュハーブは薫り、夏みかんの花、藤の花房風に揺れる
- 神社の丸石洗い
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5月下旬〜6月
- 藍畑の水やり、木酢液、梅雨前に施肥
- 棉やトロロアオイの芽が出ないときは再度種まき、棉摘心
- バラ摘蕾(てきらい)と花ガラ摘み
- ドライハーブづくりを始め、梅、ビワの実を収穫
- 雨の日は種の選別など
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7月
- 梅雨明け後は水やりほぼ毎日
- 藍生葉染めの季節が始まり、棉摘心、藍根元養生を
- 夏バラは終了、お礼肥
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8月
- すべての水やり、草むしり
- 棉とトロロアオイ(おいしい!)の一日花
- ホウキキビ、ぐんぐん背伸び、風に揺れる
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今年から日本のハーブも育てています。お花も植えました。
赤シソ、青シソ、ベニバナ、ニラ、ヒョウタン、ショウガ...
シャスターデージー、河原ナデシコ...
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